ウルスぺル城

18世紀に建てられた比較的新しいお城。現在ホテルになっています。
ブヴィエ家という名門の城だったのが、第二次大戦下でナチス・ドイツに接収されて軍本部に使われ、バルジ戦以降彼らが撤退してからは2005年にホテルがオープンするまで時折狩猟に使われるだけだったようです。
お城ホテルというとゴージャス、お値段もゴージャスなのではと恐れをなしてしまいますが、ここは1泊100ユーロ前後からとかなりリーズナブル。その代わりとても行きにくいうえ、周囲には本当に何もありません。4キロほど離れたルクセンブルク北部随一の観光地クレルヴォーからのバスは1日4本、日曜運休。

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ただこんな風に見わたすかぎりずーっと森と草原が広がるウルスペルの村はほんとうに美しい。これがルクセンブルク、ヨーロッパの田舎なんだと実感します。

ホテルの公式サイト(日本語)。ただし予約ページは英語になります。

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ゲートをくぐったところ、右側入り口がホテルのフロント。左側がレストラン棟。

なぜかフロントにいたペッパーくんと、ホテルのすぐ下に位置する村の教会。

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城のセラーを改造した地下のバーには、11世紀から使われてたという井戸がそのまま残っています。

ウルスペルの位置するルクセンブルク北部のアルデンヌの森は、第二次世界大戦のバルジ作戦の舞台として有名。1944年の12月から翌1月にかけ、ドイツ軍が起死回生をかけアントワープの占領を目指して進軍した場所です。すぐ隣のクレルヴォー、やや南のホージンゲン(オサンジャン)などの村は大激戦地となりました。雪で一年中覆われるという土地ではないものの1944年の年末のアルデンヌの天気は大荒れ、雪で視界が悪くなり連合軍が飛行機を飛ばせないのを狙ったドイツ軍の快進撃を許してしまいます。起伏が激しく森の多いアルデンヌの行軍はドイツ軍にとっても楽ではなかったでしょう。冬に雪が降るとそんなバルジ戦をしのびたくなる真っ白な風景が広がります。

 

時間に余裕があったら上記ホテル公式サイトのパッケージもぜひ一度試してみたい。Covid-19の感染対策に対応した朝・夕食付きツイン1泊で二人で292ユーロからの A Safe Romantic Getaway では日本の旅館のようなお部屋食で安心なうえ、自分のペースでゆっくり食べられて(行儀悪いですが食事中ベッドに横になることすら出来る!)実はとってもラク。


行き方

ルクセンブルク中央駅からLine 10の電車で約1時間 → クレルヴォー駅下車
645番のバスで鉄道駅の次のバス停Urspelt Schlassで下車、徒歩1分。
*曜日にもよりますが、中央駅からクレルヴォーまでの電車は1時間に1〜2本程度出ています。
クレルヴォー駅からのバスの最新の時刻表はこちらで確認してください。

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