ルクセンブルク屋台飯クリスマス・マーケット編

クリスマス・マーケットといえば山小屋のかたちのかわいい屋台で売られるご当地B級グルメですよね!ルクセンブルクの代表的な屋台飯はこんな感じなのです。

ルクセンブルクで一番人気の屋台の食べ物、それは文句なしにグロンペルキッシェルシャーGromperekichelcher…覚えにくい長い名前に注文するのも苦労しますが、苦労しても注文してほしい。おじいちゃんから子供まで、これを売ってる屋台に人が群がっていないことがないほど大人気。ポテトをすりおろし、卵や小麦粉でつないて味をつけて揚げたいわばポテトの掻き揚げですが、ルクセンブルクの家庭ではよく食卓に上り、スーパーでも売っていたりします。寒い冬の日、クリスマスマーケットの屋台でアップル・コンポートをつけて食べるグロンペルキッシェルシャーは格別。

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屋台によって秘伝のレシピがあり、食べ比べてみるのもまた楽しい。アルム広場に毎年お目見えするこのクラッシックな屋台は、1959年からの歴史あるグロンペルキッシェルシャー屋台の老舗。夏の移動遊園地シューバーファウアーでも見かけます。この屋台で毎日何個も買っていく常連さんもいるそう。伝統的に別売りのアップル・コンポートをつけて食べますが、そのままでも美味しいし、なんなら自分の好きなソースやケチャップ、マヨネーズで食べてもいいんだそう。ルクセンブルク産のマスタードやケチャップを試して、自分の好きな味を見つけるのも良さそう。

屋台には他にも、スペック Speck(ベーコン)、コトレット Kotelette(チョップ)、シュークルート Choucroute(アルザス風の細長いザウワークラウトとソーセージの付け合わせ)、ルクスリンガーLuxringer(ドイツの代表的な白いソーセージ、屋台によってはテューリンガー Thüringer と書いてあることも)などのメニューが見えます。肉類は、たいてい白い硬いコッペパンみたいなパンに挟んでくれます。屋台によってはお皿とコッペパンと選べたり、野菜を付け合わせてくれることもあります。

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ルクスリンガー(テューリンガー)の他のソーセージで代表的なものは、カレーヴルストcurrywrust、メットヴルストmettwrust など。カレーヴルストはカレー味、メットヴルストは赤っぽいスパイスの強いソーセージです。ステーキでもブルスト(ソーセージ)でもパンに挟んでナプキンと一緒にこんな感じで渡してくれます。ケチャップやマスタード、ソースはセルフサービス、たいてい屋台の横にあります。ルクセンブルク産のソース類を置いてる屋台ならぜひたっぷりつけて味わってください。個人的にはほかの国のブランドよりマイルドかつ美味しく感じます。スーパーでも売ってるものなので気に入ったらお土産にどぞー。

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ベーコン入りのシュペッツレ

グロンパーキッシェルシャー、ヴルストに次いで根強い人気なのがクリスマス・パスタ。クニデレンkniddelen はフレーク状のパスタでベーコンとあえて食べます。これはルクスの代表的な家庭の味でルクセンブルクっ子たちの好物、市内にはクニデレンの専門店もあるのです。美味しいですが、味が割と単調なのと量が多いのとで食べ切るのはちょっと苦労するかも。二人で一つをつつくくらいがちょうどいいかもしれません。

左がクニデレンの屋台、右がシュペッツレSpaetzle という、クニデレンよりもうちょっと細かいドイツのパスタの屋台。両方アルム広場です。普通のベーコンだけのものの他にクリスマスのお祝いメニュー、フォアグラ入りも。屋台飯にしてはちょっといいお値段でしたが、この時期だとつい財布の紐が緩んで買ってしまう人が後を絶たない模様。

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あたたか〜い

お腹が空いてないならやっぱりヴァン・ショーvin chaud(ホットワイン)、アルザス地方のものも有名ですが、ここルクセンブルクでも白いホットワイン、ヴァン・ショー・ブランvin chaud blanc が屋台で供されます。赤のヴァン・ショー・ルージュvin chaud rouge よりさっぱりしている感じでしょうか。注文するとメニューよりやや高い金額を取られますが、それはマグカップの保証金が入っているため。カップを返却すると保証金が戻ってきます。もちろんカップが気に入ったらそのまま持って帰っていいのです、その代わり保証金は返ってきませんが。

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ラムやアマレット、ベイリーズなどをトッピングしてくれる屋台も。ショコラ・ショーchocolat chaud(ココア)などを頼んでトッピングしてもらっても美味しそう。ユーゴ・ショーHugo chaud というホットカクテルを作る屋台も。温かい飲み物はさすが豊富。

屋台は甘味派にはゴーフルgaufle(ワッフル)やクレープ、チューロスの屋台がお薦め。さすが欧州の十字路ルクセンブルクだけあって、ベルギー、フランス、オランダなど各国の甘味が集まってきます。

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クリスマス・マーケットではこんな薪があちこちで燃えていて、暖を取ったり炎を見つめたり、冬のアウトドアがさらにロマンチックなのですが、屋台で買ったマシュマロを串に刺してこの火で炙っている子供も見かけたりします

他にも毎年、いろんな屋台が入れ替わりでやって来るので、美味しそうと思ったら躊躇わずにチャレンジしてみるのが楽しめるコツ。私見ですが、美味しくないと感じる屋台には滅多に当たらないし、何よりクリスマスが終わればいなくなってしまうのが屋台の宿命。この時期だけだし、を免罪符に、ルクセンブルクのクリスマス・マーケットで食い倒れてみてください。そして美味しい屋台があったら教えてくれると嬉しいです!

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