Robbesscheierで体験型観光を楽しむ

自然のなかで子供たちのためのアクティビティが楽しめるミュンズハウセンのツーリスト・センターRobbesscheier。地元料理のレストラン、宿泊施設も併設していて大人だけでの滞在も楽しめます。

折り重なる山のや谷間に農家や牧場が点在するルクセンブルクの北部アルデンヌ地方、時が止まったような小さな村ムンズハウゼンMunshausen にあるロベスシャイアーRobbescheier は、地域の生活を体験するワークショップや宿泊設備、地元の食材を使ったルクセンブルク料理が楽しめるカフェ・レストランを備えた複合施設。6ヘクタールの施設内では馬や七面鳥、ヤギやウサギなどの動物とも触れ合えます。

ここが入り口

村の教会の隣にあるこの農家を改装した建物がロベスシャイアーのカフェレストラン、左隣にあるインフォメーションが閉まっているときはここが宿泊施設も含めた受付窓口になります。建物の右側、教会との間の細い道を入っていくと教会の裏の駐車場に車を停められます。

施設内の案内図。小さくて見えにくいですが、レストラン、宿泊施設、ツーリストインフォ、温室、遊具場はもちろん、養蜂場や木工・陶芸・キャンドル制作の作業所や動物たちの小屋も。

実は一周1キロ程度と敷地面積はそんなに広くはないのですが、周囲の自然に溶け込むように作られているため広々〜と感じる見晴らしは最高。

ここでの体験観光は朝10時から始まる1日コースと午後のみ半日コースの2種類から選べます。要事前予約。オンラインでの予約フォームはこちら(ページの下の方にあるのでスクロールしてください)、仏語版はこちら。朝9時45分に受付を済ませたら、ウール織や伝統的レシピでのおかし作りなど複数用意されてるワークショップの中から好きなセッションを2つ選択。お昼にはオプションでピザ作りの教室も。午後はさらにアルデンヌ地方の牽引馬や養蜂見学、蜜蝋を利用したキャンドル作り、陶芸などの中から2または3種類のセッションを選択。どのワークショップを選択するかは当日に決めますが、確実に体験したいものがあるなら事前予約も可能とか。お値段は1日コース19ユーロ/1人、半日コース15ユーロ/1人、2歳以下は無料。1セッションのみの参加は6ユーロ。終了時間は16時半ですが、その後施設内にある動物を見たり遊具で遊んだりもよし。



100人まで可能な誕生日パーティプランもあり(ランチ付き1日コース: 28ユーロ/1人、夕食付き半日コース: 23ユーロ/1人)。子供や家族向けだけでなく10人以上なら大人のグループでの予約も受け付けています


ロバに乗るセッションも。養鶏場があり猫が農場を歩き回り、おまけに犬連れの観光客も訪れるとあってはブレーメンの音楽隊の結成も可能…?馬車を引くのは小さいけど力の強いアルデンヌ産の馬、入り口の像にもあわられているロベスシャイアーのシンボル。

ハロウィン期間の特別プログラム Trauliicht

Covid−19対策に対応したワークショップ会場

実はムンズハウゼンには、アイルランドのハロウィンによく似たトラウリーシトTrauliicht と言う風習があったのは以前ご紹介した通り。10月の終わりの寒くなる季節を前に牧場から屋内へ家畜を移動させるときに、お化けの怖い顔を彫ったビーツのランタンTrauliichter を家畜小屋の入り口の両側に立てかけ、その間に牛を通らせて夏の間に溜まった魔を払います。ロベスシャイアーでは毎年10月の終わりから11月の初めにかけてこの風習に合わせた特別プログラムを実施しているのです。ビーツのランタン作りはもちろん、ヴァンパイアや魔女をテーマにした陶芸や工作などのワークショップが食事付きで用意されています。残念ながら今年はCovid−19の影響で灯火を掲げての行進はありませんが、少人数のグループに別れてのキャンプファイアが楽しめます。晩秋の夕暮れどき、アルデンヌの広野でパチパチ燃える火を囲むのはなかなか幻想的。半日、1日コースのほか1〜2泊の宿泊コースもある詳細はこちらから。

宿泊してトレッキングを楽しむ

とはいえ多くのワークショップが子供向き、大人だけでのステイは気後れがしちゃう、そんな方には宿泊またはカフェ・レストランだけ利用して周囲の野山を歩き回る楽しみがおすすめ。Irbich 川沿いへと降りていくと小川のせせらぎの音の中、人気のない小さな谷間の牧場に牛だけが草を食んでいて、まるで違う時代に迷い込んだよう。ルクセンブルク観光局おすすめロベスシャイアー起点の9キロの周回路もあります。


実はムンズハウゼンは839年に書かれた文献に登場している歴史の古い村、村の農場のアルデンヌ馬をのんびり眺めながらの散策もまたよし。、ロベスシャイアーの隣に建つサン=テュベール教会は中世には近くのクレルヴォーまでその教区としていた12世紀のゴシック建築。クレルヴォーの代々の領主がその墓地に眠っているそう。素朴ながら歴史を感じる内部もぜひ覗いてみて。



歩き疲れたらカフェ・レストランでお茶またはお食事が出来ます。天気が良ければ外のテラスが絶対おすすめ。サーバから注がれるルクセンブルク産ビールもあり。レストランのメニューは付近の農家や敷地内の農場から獲れた食材を使ったルクセンブルク郷土料理が中心。地元のトラウト(鱒)のスモーク、テリーヌ、ステーキやチーズなどこの地方の豊かな食が並びます。ルクセンブルクの代表的な家庭料理クニーデレンKnedelen(ニョッキのようなパスタ)も(下の写真2枚目)。



宿泊施設は簡素ながら清潔、機能的。ツインの部屋はシャワー付き。冷蔵庫はなし。アメニティは地元で作っている石鹸とシャンプー。ちょっと林間学校の宿泊設備を思わせますが寝心地は悪くありません。booking.comで予約可能。いまどき部屋に wifi がないのも浮世離れしたこのロケーションにはむしろぴったり。夜に退屈しそうなら本を持っていけば普段の積ん読消化も捗るというもの。ちなみに口コミサイトには「隣の教会の鐘の音がうるさい」というレビューが複数ありましたが、土曜日夜に宿泊したせいか翌朝9時過ぎまで鐘が鳴ることはなく心配することはありませんでした。そして地元食材をふんだんに使った、ハムとチーズと焼きたてパンの朝食がこれまた美味しいのです。

公共交通機関での行き方

ルクセンブルク中央駅から Ligne 10 Troisvierges 方面行の電車で約1時間
→ DRAUFFELT下車
→ DRAUFFELT 鉄道駅から DRAUFFELT, Park&Rail のバス停まで徒歩3〜4分
→ DRAUFFELT, Park&Rail から670番のバスで約4分
→ MUNSHAUSEN, Bei der Kiirch 下車

または Ligne 10 Troisvierges 方面行の電車 で CLERVAUX または WILWERWILTZ で下車し657番のバスで MUNSHAUSEN, Bei der Kiirch 下車

注・バスは本数が少なく、週末と学校の休みの時期はさらに少なくなります。日曜日は運休。

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