ナショナル・デイ 2022

ルクセンブルクのナショナル・ディは6月23日、パンデミックで中止が続き、実に3年ぶりの開催となる今年のプログラムはこんなかんじ。

ルクセンブルクでは6月23日が大公の公式誕生日、国の休日で様々なイベントが開かれます。とは言っても現在君主であるアンリ大公が本当にこの日に生まれたわけではなく、大公が代替わりしてもこの「公式誕生日」は固定されていて、違う日になることはない形式的なもの。ルクセンブルク人にとっては自身のアイデンティティを確認し、国を愛する気持ちを示し、国民の連帯を新たにする大事な日。自然がいっぱいののんびりした小国ルクセンブルクが大好きな我々外国人居住者たちにとっても、思いっきり浮かれてルクセンブルクの旗を振りまわし、パレードや花火や他のイベントをめいいっぱい楽しむ日。毎年6月22日の夜に松明行列と花火、23日(休日)にフィルハーモニーでのセレモニーと軍事パレードを行う2日間にわたっての伝統イベントを時系列でリストアップしてみました。詳しい成り立ちや2019年のレポートはこちらの記事を参照してください。ルクセンブルク市による今年のプログラムはこちら(英語)。

6月22日(水)

16:00〜 衛兵交代
大公宮前で衛兵交代式があります。普段見られない衛兵の式典用の軍服を見られるチャンス?

19:00〜 ダルム広場の伝統舞踊と音楽

ルクセンブルク国旗の3色(赤、白、水色)でライトアップされた市中心部のダルム広場Place d’Armes では19時からルクセンブルクの伝統舞踊グループによるダンスパフォーマンスが、20時からはブラスバンドによる民族音楽演奏が見られます。

21:20〜 松明行列

旧市街のグランリュGand−Rue の Puits Rouge(オーベルワイズ菓子店の前あたり)からボーイスカウトや文化・民族・チャリティ団体など様々なグループが独自の衣装に身を包み、松明行列に出発します。行列はグランリュ Grand-Rue からフォセ通りRue du Fossé を曲がり、ノートル・ダム通りRue Notre-Dame からランシャン・アテネ通りRue de l’Ancien Athénée を経て(つまりノートル・ダム聖堂の裏口の前をとおり大聖堂を撒くようにして)ルーズベルト大通りBoulevard F.D. Roosevelt へと至ります。

23:00〜 アドルフ橋での花火

アドルフ橋から17分間、ナショナル・ディを祝う花火が楽しめます。かなり遅い時間ですが何せ夏至直後、この時間じゃないと空が十分暗くならないのが痛いとこ。ルーズベルト大通りBoulevard F.D. Roosevelt 沿いが見えやすいですが、毎年「ルクセンブルクのどこにこんなに人が居たの?」と驚くほどの大勢の人々でごった返すのでご注意。ノートル・ダム大聖堂の隣に大公ご一家がご臨席するステージが作られ、ここで花火に合わせた音楽を演奏するのでその辺りがベストポジションなのですが、もちろん最初の松明行列が到着する頃には近づけなくなるほどの激混みになること必至。かなり早い時間から場所取りを頑張るか、アドルフ橋側に移動した方がまだ人が少なく楽に見える…はず。

花火が終わっても町のあちこちのバーやパブで音楽が鳴り響き宴は続きます。

6月23日(木)

10:00〜 記念式典

出待ちの人々


フィルハーモニーで大公一家が臨席してのナショナル・ディの厳粛な式典が行われます。もちろん招待状を持っていない一般庶民は入れないのですが、大公の姿を一目見ようとフィルハーモニー前で出待ちする人の姿も。

11:00 21発の祝砲
記念式典が終了すると、フィルハーモニーからは谷一つ隔てた反対側の砦 Fetschenhof で祝砲が上がります。

12:00〜 軍隊のパレード

パレードに間に合うように走る軍人さんと警官さんたち

2019年は道路工事のため一時的にキルシュベルクで行われた軍事パレード、今年は以前に戻ってリベルテ通りAvenue de la Liberté(アドルフ橋から中央駅に向かう道)での開催となるようです。13時からはリベルテ通り沿いにあるメス広場Place de Metz でかっこいい軍用車も見れる模様。各国の軍事パレードでは空からの参加、飛行機も上空を飛んで行ったりしますがそこは空軍のないルクセンブルク、飛行機は飛んでも1機くらいと思われます。

空からも参加!

16:30〜 テ・デウムTe Deum
ナショナル・ディの締めくくりはノートル・ダム大聖堂でのテ・デウムと呼ばれる特別礼拝。ルクセンブルク大司教オレリッシュ枢機卿による説教と合唱隊による聖歌は毎年全編オンラインで公開されてるので今年も見られるのでは。ルクセンブルク・カソリック教会の公式チャンネルあたりをチェックしてみてください。大公一家や各国大使夫人など、ルクセンブルク社交界を代表する女性たちの素敵なお帽子も見どころの一つ。


これらメインのイベント以外にも主に若い世代のためのイベントも ↓

10:00 〜 18:00 子供のための Spillfest(6月23日のみ)

旧市街の西側に位置する公園キネクズウィスKinnekswiss の芝生では子供のためのアクティビティや音楽プログラム、ゲームやワークショップが開かれます。市の教育機関が開催するので親御さんも安心。

20:30〜(22日)、 18:45〜(23日)グラシス駐車場のコンサート

22日はエレクトロニック音楽とDJと若い人向けの音楽、23日はもっと家族みんなで楽しめる内容になるとのこと。詳しいプログラムはこちら。両日とも開場は17時。

3年ぶりのネショナル・ディ、今からとても楽しみですよね〜。お前ルクセンブルク人じゃないだろ、とツッコまれるくらい浮かれきって参加するのもよし、節度を持ってお行儀よく見るのもよし。沿道での見物にはやはりルクセンブルク旗が欲しい!という向きはスーパーや土産屋などで事前に購入するのを忘れずに。忘れちゃっても時どき沿道で無料で配ってくれてたりもしますので、旗をもらった人は頑張ってたくさん振りましょう。
それではみなさま、エンジョイ〜。

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